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前立腺の役割

前立腺の役割については、未だ解明されていない部分が多く、主な働きとしては
尿を膀胱から尿道へ精液を射精管から尿道へ流す時に、尿と精液が混ざらないように
調節し、精子を活性化させる働きをもつ前立腺液を分泌する事です。

前立腺は、栗のような形と大きさで、筋肉と前立腺液をつくる組織からできており
尿をためている膀胱と精液が流れる射精管を尿道につないでいます。

尿道と射精管は、前立腺の筋肉の中を、筋肉に包み込まれるように通っています。
尿を出すときは、射精管の周りの筋肉が収縮し、ゴムホースをぎゅっと握るように、
射精管がふさがっているので、尿が射精管の方へ流れていくことなく、きちんと
尿道の方へと流れていきます。前立腺より先の尿道は、尿と精液の両方が混ざる
ことなく、流れる通り道になります。また同じように精液を射精管から射精する時は、
尿道の周りの筋肉が収縮し、膀胱の方へ流れていくことなく、尿道の方へ流れていき
陰茎を通り、外尿道口から放出されます。射精時は、前立腺の筋肉が約0.8秒間隔で
数回、激しく収縮し脈打つように勢いよく精液が分泌されます。
精液は、前立腺の筋肉の収縮に合わせて、精嚢腺液が射精管の方へ分泌され、
精管膨大部で保存された精子、前立腺液と混ざりあったもの。

前立腺から分泌される前立腺液は、精液の約3分の1を占める白く濁った粘りけの
あるアルカリ性の粘液で、精液特有の臭いをもちます。前立腺液は、前立腺の上部に
ある精嚢からの精嚢腺液、精管からの精子と混ざり合い精液になります。
精液の約95%は、前立腺液(約3分の1)と精嚢腺液(約3分の2で)、精子は約1%を
占めています。前立腺液は白く濁っており、精嚢腺液はうすい黄色なので、精液は
うすく黄色がかった乳白色をしています。
前立腺液には精子を元気にさせ活性化する亜鉛などの成分、精嚢腺液はヒアルロン酸の
成分を持ったゼリー状の分泌物で果糖を主とする栄養が含まれています。
射精後、精子は女性の膣内、子宮、卵管と受精するために移動します。
その為のエネルギーを使わないように射精する直前まで休憩しているのですが、
射精の時、前立腺液と混じり合う事で休憩から目覚め活発に動き回るようになります。


 
 

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R.Kazama

Author:R.Kazama
男性の性機能向上を目指しながら
前立腺開発~全身の性感帯開発で
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