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賢者タイム(射精後不応期)の仕組みとは

賢者タイム(射精後不応期)の仕組みは、人体のホルモンに関係しています。
特に、プロラクチンとドーパミンという2つのホルモンの変化が賢者タイム(射精後不応期)を引き起こす主な原因とされています。

・プロラクチン
射精後の男性の体内では、プロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。
このプロラクチンは【 性欲抑制ホルモン 】とも呼ばれており、ドーパミンの分泌を抑える効果があるため、男性の性的興奮を急激に下げる原因とされています。

意外なことに、プロラクチンは女性の母乳分泌を促進したり、産後の女性の性欲を減退させたりするなど女性の子育てにも深く関わる「子育てホルモン」とも呼ばれ、出産後に女性の性欲がなくなるのも、このプロラクチンの影響と言われています。

プロラクチンがなぜ分泌されるのかという点は諸説あり、最も有力とされているのが、野生動物としての本能がそうさせているとの説だそうです。
野生動物にとって、交尾中は無防備な状態となるため、他の天敵に襲われかねない非常に危険な時間。なので射精後は一刻も早くその危険な状態から脱し、自分やメスを守らなくてはなりません。そのためにオスは射精後、すぐに冷静沈着な状態になるよう本能がプログラムされているそうです。

・ドーパミン
ドーパミンは、快感と陶酔感を与える【 快楽ホルモン 】と呼ばれています。
男性が性的に興奮している時は、ドーパミン値は高くなっていきますが、射精した瞬間にプロラクチンというホルモンが大量に分泌され、ドーパミンは低下してしまいます。
しかし、実はドーパミンにはプロラクチンの上昇を抑える働きがあります。
つまり、賢者タイム(射精後不応期)を起こさなくするためには、ドーパミンを高め続けて快感と陶酔感を得れば良いということになりますが、通常おこなう射精の仕方では難しいです。

※ 下記の記事も是非お読みくださいませ!

ウェットオーガズムetc.と射精の違い
 
 



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